タオ島レポート
バックパッカーとダイバーの楽園
外国人のためのリゾート、サイリー・ビーチ。
サイリービーチの午後。 今回の旅はダイビング三昧、タイ料理三昧を求めてタイ湾に浮かぶ小島タオ島へ。10年ぶり二度目のタイはバンコクからサムイ島へ飛びそこからさらにフェリーで数時間かけやっと到着。そこからさらにタクシーに乗って来たのが写真のサイリービーチ。タイとは思えないようなおしゃれなレストランとバンガローが立ち並び、きれいな砂浜ではビーチバレーを楽しむ人や、ビールを片手にチェアに寝そべってのんびりしている人たちで賑わってました。そのほとんどは西洋人。東洋のリゾートを求めて、アメリカからヨーロッパから長い旅路を経てやってきているのでした。
僕はまずダイビングの予約をしていた「BIG BLUE DIVING」の近くで安いバンガローを探し(一泊500円程度)、タイのビールと波の音を楽しみながらのんびりするのでした。
格安ダイビング三昧。
結構大きなウミガメ タイでは食事や宿はもちろんダイビングもかなり安い!!日本の例えば伊豆では3本潜れば2万円とかそんなもんなんだけど、タイでは1本約2,000円〜3,000円程度。ジンベイザメが出る可能性も結構ありということで、アドバンスのライセンスコースを受けつつ毎日たくさん潜ったのでした。
残念ながら潜り通しの6日間にはジンベイは現れずでしたが、アドバンスのコースとファンダイブはすごく楽しく潜れました。ポイントごとに魚影はかなり濃く、サメや魚の群れがものすごい。カメやマクロ系も含めて盛りだくさんでした。
貴重な体験だったのはナイトダイブで見たクマノミのハッチアウト(卵からの孵化)シーン。夜中の、しかも数分しか見られないため、僕たちはライトとコンパスを便りに真っ暗な海の中の産卵スポットを求め動き回りました。しかしたどり着いた先で見たハッチアウトの数分はほんとにおもしろかった。親のクマノミが一生懸命卵をあおぎ、そこから孵化した子供たちが飛び出していく様子は感動ものでした。