自然に囲まれた生活
ボブシニアの家に到着。
庭がでかすぎ!景色が良すぎ!
裏庭からの風景。 イギリスの西部Holyheadからフェリーに乗って2時間、そしてそこから更に鉄道で2時間というところにボブシニアのお家はありました。車に乗ってその門に到着すると、門を過ぎてから家まで車で移動。そこまでがまた長い。例えて言えばパー3のゴルフコースくらいあります。また裏庭も同じくらいあってそこに畑やらガレージやらもあり。芝生がずっと広がっているので正直何もないけどやたら広い印象。そこから見渡す景色はまさに緑だらけ。川や丘、農場が広がり、羊や馬、牛などが至る所に点々と見えます。
ボブシニア家では畑も作っていて、タマネギ、ブロッコリ、ガーリック、キュウリ、豆類、ネギ、ポテト等々ほとんどの野菜を栽培。食卓にはおいしいホームメイドの野菜が毎日並べられました。1年中その畑の野菜で不自由しないそうです。
ちなみに写真のトラクターはボブシニアが購入したばかりの中古品。すでに1台持っていて(写真下)それはエンジンから何からすべて自分で改良し普段は芝刈りに、セントパトリックデーには飾り付けてパレードに参加するようです。「すごいだろ」とい言いながら見せてくれました。「雨が降っていて乗せてあげられないのが残念」と言っていました。
牧場に囲まれた生活。
真ん中の白いのがいっぱい食べてくれました。 というわけで周りは緑だらけ牧場だらけ。庭を歩いていても聞こえてくるのは牛や羊の鳴き声ばかり。お隣さん(と言っても庭が接しているだけだけど)はたくさんの馬と羊のペアを飼っていました。なんでも羊と一緒に飼うと馬は興奮しないということ。僕が写真を撮っていたら牧場の人が「餌あげてみる?」と言ってリンゴをくれました。
そういう動物たちは小屋と外を行き来しているのかと思えば、ほとんどは外に放りっぱなしとのこと。雨が多く気温も低いスコットランドの丘に風に吹かれつつ毎日を過ごすなんてしんどそうだけどなぁと思う僕でした。
アイルランドの楽しみ
スポーツそしてバー
工具店?!と思ったら・・・
アイルランドといえば世界的に有名なアイリッシュバー。ギネスをはじめとするアイルランドのビールとアイルランドの音楽を楽しめるところなんだろうなとは思っていました。しかし僕が連れて行ってもらった地元のアイリッシュバーはどこもここも個性的な店ばかり。ほとんどの店が他のお店を兼ねているようで、昼は写真の通り工具店夜はその脇でお酒出します的なところ。なので長靴がぶら下がって釘やらオイルやらが売っている隣りにカウンターがあったり、子供向けのラムネやキャンディの棚がある脇でウイスキー飲んだりできます。
僕は大変残念ながら行けなかったんだけど、棺屋さんとバーを兼ねている店もあり。棺をテーブル代わりに使っているところもあるとのことでした。どんな気分で飲むんだろうな〜と思ったけど。「それって楽しいのか??」などなど。とにかく店それぞれの個性がすごくて面白かった。地元の集まり的な感じで、「景気悪いね〜」みたいな話と昔話が始まります。
キルケニー地方
キルケニーフラッグでいっぱい。 アイルランドの観光都市でまあまあ有名なのがキルケニー。ボブシニアの家からは車で30分程度なので連れて行ってもらいました。キルケニー城というそんなに大きくはないけどこの地方を統括していた王室が住んでいたお城があり、庭とお城の内部を見学できます。戦いのためのお城っていう感じではなくて、優雅に贅沢に暮らしましょうという雰囲気のところ。当時の寝室やキッチン、リビングなどがきっちり保存されていてなかなか趣き深い感じでした。
キルケニーに行ってまず目につくのが写真の黒と黄色のフラッグ。ボブシニアの説明では、アイルランドでは州ごとにこんな旗がありちょくちょく飾っている。しかも今週アイルランド独自のフットボール「ゲーリックフットボール」の決勝があって州対抗の王者を決める戦いにキルケニーが出場するから盛り上がっているとのこと。キルケニーは3年連続で優勝しているので住民は誇りに思っているんだろうなと思いました。ちなみにアイルランドの新聞にはその「ゲーリックフットボール」と「ハーリング」なるスポーツの記事で一杯。「ゲーリック」はオーストラリアのフットボールに近いサッカーとラグビーとハンドボールを混ぜたような感じのもの、「ハーリング」はホッケーとラグビーとバスケを混ぜたようなということを行っていましたがはっきりいってチンプンカンプン。まず他の国には流行って行かないだろうな〜と密かに思いました。「Interesting!」とは言っといたけど。