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張り巡らされた運河



 アムステルダム中央駅を出るとすぐ目の前にたくさんの運河を見ることができます。港から街の中まで船で行き交うことができるようにかと思いますが、街中が運河と橋で巡らされています。
 僕は運河クルーズに参加してその運河を船の視点から観察。港をぐるりとまわったあと街の運河巡りに突入。大きな運河から細い運河、レンガ製の橋から新しい橋まで行けないところがないほど縦横無尽に移動することができるようです。運河の周りにはボートハウスなどもあり中でお店をやったり単に住んでいたりするようでした。でもボートやなんかが主流だった頃にはこの運河が混雑してぶつかりあってたんだろうなぁと想像しました。実際たまにボート同士ぶつかりそうになる。

アンネ・フランクの家



 アンネの日記というのは聞いたことがあったけど、どんな内容なのかは良く知りませんでした。ここはアンネが戦時中ユダヤ人ということで2年間隠れていた家でした。発見されたらゲシュタポに連れられ強制収容所に送られるという状況の中、一般の建物の裏側に物音建てずに住んでいたのでした。中では当時の建物構造をそのまま残してあり、回転式の本棚の後ろに隠した扉やそこから上る急な階段などを見学できます。窓を開けることもできず、物音立てずに歩かなければいけない。昼間は水を流すこともできないような状況の中、アンネとその家族たちはそこで隠れ続けます。そんな中ずっと書き続けていたのがその「アンネの日記」。結局アンネは誰かの密告によりゲシュタポに発見され収容所で短い一生を終えることになるのですが、父親のオットーによりその日記が公表されたそうです。当時13歳の多感な時期に真っ暗な部屋で過ごす生活。アンネの家ではそんな悲惨な状況のなかで明るく過ごしたアンネが想像されます。僕は中で売っていた日本語版単行本を購入。

ドラッグ天国



 オランダでは禁じられていないらしく、街中はいろんなドラッグであふれています。通りを歩けばそこには「Coffee shop」がたくさんあり中ではコーヒーとともにマリファナなんかが売られているようです。販売しているお店も多数あり、「High Quality Seed Bank」なる怪しいお店や、オランダ名物「花市」でもチューリップとともに売られていました。
 なので普通に歩いているとうわっとくるような匂いが時折やってきます。お土産屋さんでもそういった写真のはがきやそれ用グッズが多数あり、オランダ名物として売られているようです。 


オランダ出身の画家と言えばゴッホ。ここには写真の「ひまわり」を含め多数のゴッホ作品が年代ごとに並べられています。画家としてのすばらしさとともにゴッホのピュアでナイーブな性格を感じることができます。

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自転車だらけ

P8230028.jpg駅前の自転車置き場。日本よりもすごいものがあります。

オランダの自転車

基本は新聞配達風

P8230003.jpg オランダの自転車は基本一昔前の重たそうな自転車。ほとんど全員が全員新聞配達または
郵便配達風の自転車に乗っています。ちょっと個性的にという人だけ写真のように色を塗ってくらい。新しいタイプの自転車はほとんどなく、ほとんどが20年くらい前のものをリサイクルで乗っているようでした。どういうわけかは不明。

オプションもオリジナル

P8230052.jpg かごなども自転車用というよりは普通の箱を取り付けましたというようなものばかり。それとほとんどが手でのブレーキなしです。足で止めなくてはならないながら皆さん結構飛ばしてます。

飾り窓

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 アムステルダムの裏の顔といえば飾り窓のようです。何かと言うと街の通りにちょくちょくカーテンがかけられた窓があり、お姉さんがセクシー衣装で微笑んでいるところです。

オランダ文化

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 お土産やさんの絵はがきにもたくさん登場しているように、この飾り窓などのフリーな文化はこの街の売りとして存在しているようです。

かなり強烈

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 普通に街を歩いていると急に裸同然の衣装を着た女の人がしゃべりかけてきます。