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ベルギーの首都でありEUの本部が置かれているヨーロッパの中心ブリュッセル。それほど巨大な街ではないのですが、石畳の道や歴史のある建物で占められたその街はすごく落ち着いていて荘厳。観光名所としては、街の中心に位置し歴史的建造物に囲まれた大広場「グランプラス」とその近くにあるご存知「小便小僧」。「グランプラス」はかつてヴィクトル・ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と賞賛したことで有名。「小便小僧」はジュリアン君という相性で親しまれていて、クリスマスにはサンタの衣装を着せられます。
15世紀に建てられた高さ90mの市庁舎、カール5世の命により建てられた「王の家」、ブラバン公の館、フランドル商人の商館だったギルドハウス。それら壮麗な建物に囲まれた大広場「グラン・プラス」はやはり世界一と言われるだけのものでした。写真ではその囲まれ具合をうまく表せないんだけど、その広場の端に座っていると前後左右どこを見てもため息が出るような景色。天気の良かったその日はその広場に寝転んでその雰囲気を堪能する人も。僕はそこに座ってサンドウィッチを食べ、一時間程ぼーっとしていました。夏の夜は音と光のショーがあるみたいです。またいつかそれを見に来たい。下の写真は広場を囲む建物。
「グランプラス」から商店街をぶらぶらと歩くとひょこっと出てくるのがご存知「小便小僧」。知名度から言ってどーんと大きな建物や広場に奉られているのかと思いきやそうではありません。狭い通りの角にちょっとしたオブジェ的に彼は立っておしっこをしています。そこまでのお店で大きなチョコレート型小便小僧などを見ていたので、「これ本物?」と思ってしまいました。しかしそこがベルギー市民に愛されるところなのかも。
ベルギーにはマンガ博物館というものもあるくらいマンガが盛んな様子。タンタンはベルギーの発祥。街にはキャラクターグッズやマンガ本を多数取り集めたお店が並んでいます。そのほとんどは日本のもので、一番人気のドラゴンボールをはじめ聖闘士セイヤ、北斗の拳、スラムダンク、宮崎駿もの、ワンピースなどなど日本のちっちゃな本屋さん以上に取り揃えています。中を読むとやはりフランス語で翻訳されていました。もっと普及されれば秋葉原が情報発信地としてハリウッドのような扱いになるのかも?
ベルギーはドイツと並ぶビール王国。ベルギー全土に100以上の醸造元があると言われています。試しに飲んだ写真のHoegaardenはフルーティであっさりとした飲み口。店員さんのおすすめとあってすごくおいしかった。日本のものとはだいぶ違うけどまた別のビールとしていろいろ試してみたいと思いました。
ヨーロッパのへそと言われ各都市からの列車がブリュッセルに集まってきます。街の様子の写真集です。ベルギーワッフルは行列。小便小僧の土産物は面白いものばかり。翼くんの題名は「Captain Tsubasa,Olive&Tom」のようでした。
ベルギーではフランス語とオランダ語が公用語。ブリュッセルを中心に北部がオランダ語、南部がフランス語(ブリュッセルは2カ国語併用)。
その他ドイツ語圏もあるので駅のチケット販売機ではまず5カ国語くらいの中から自分の言語を選びそして機械を操作。機械の操作方法もまたひと味違っていて僕はだいぶにらめっこ&試行錯誤しました。