カナダでの5ヶ月
バンクーバー
世界で最も住みやすい都市
きれいな港や浜に囲まれています。 どういう基準かはよく知らないけれど、バンクーバーは住みやすい街の世界一に選ばれている都市です。確かにバンクーバーの特長としては、街がきれい、緑と公園が多い、気候が穏やか、物価はそれほど高くない、海がすぐ近くなど。多分そういうところから選ばれているんだと思います。
バンクーバーのダウンタウンは各国のレストラン、ショップがたくさん並んでいて便利なのですが、10分も歩けば大きな公園やすごくきれいな海に囲まれ、山にもすぐ行けます。7月の晴れた日にイングリッシュベイという美しい海岸線の道を歩いていると、理想的な街を描けと言われたらこんな街を描くんだろうなと思いました。
留学生の街
ロブソン通りにあるキャンパス。 バンクーバーには留学のための学校がすごく多く、世界各国から留学生が来ています。住んでいる人も含め、街には韓国、中国、メキシコ、ブラジル、ヨーロッパなどの言葉が飛び交っています。中でもすごく目につくのは韓国パワー。目抜き通りのロブソンストリートにはたくさんの韓国語、韓国料理店が立ち並び、韓国人で賑わっています。食べ物はすごくおいしいので、僕はしょっちゅう韓国料理を食べていました。
僕の通っていた学校の比率を考えると、50%韓国留学生、20%中東系留学生、メキシコ10%、日本7%、ブラジル5%、その他8%(僕の感覚だと)。韓国では英語の勉強が他に比べてものすごく重要らしく、小さい子供からこの街に住み学校に通っています。親元を離れておじいちゃんおばあちゃんと来ていたり、ホームステイをしていたり。韓国のスーパーはたくさんあり、食べ物なんかは不自由しないようです。
バンクーバーのおすすめ
アイスホッケー、バンクーバージャイアンツ
バンクーバーにはカナックスというNHLに加盟しているチームがありそちらが有名ですが、シーズンが終了してしまったためもう一つ若いレベル、ジュニアリーグのバンクーバージャイアンツの試合を観に行きました。ジュニアとは言っても20までの選手なので体格は大人と変わらず。そして何回かそのジュニアリーグで優勝している強豪チームでしかもプレーオフの大事な試合だったのでスタジアム(先日フィギアスケートでプリオリンピックが開かれていた大きなところ)も満員。クラスの先生がチケットを取ってくれて僕たちはゴールの真裏一番前に座って観戦しました。前に防弾ガラスみたいのはあるんだけど、パックはものすごいスピードで飛んでくるは、選手は壁に激突してくるはものすごい迫力。
熱い応援。
試合中にはプレーを止めて防具を外しての殴り合いタイムというのがあって、すごいガタイの男2人が氷上で2分間殴り合います。そういうのもあって客席は次第にヒートアップ。僕たちのゴール裏には当然熱狂的なジャイアンツファンがたくさん。おっかない顔したひげボウボウのカナダ人が壁をガンガン叩きヤジを飛ばします。「お前はサックだ」「おれの姉ちゃんはお前よりうまいぜ」といいながら相手ゴールキーパーをなじり倒しておりました。みんなは、その姉ちゃん見てみたいという方に意識がいってしまいそうな気がして面白かったけど、もちろん笑えません。
やはりカナダはアイスホッケーの国。ここでスポーツ観るならやっぱアイスホッケーだなと思いました。